【2021年版】自由民主党の北村誠吾は何者？経歴・政策からスキャンダルまで徹底解説

長崎4区で活動する政治家・北村誠吾をご存知ですか？

2006年から当選回数7回を誇る経験豊富な議員として、防衛庁政務官や防衛副大臣を経て、2019年には内閣府特命担当大臣として初入閣を果たしました。

その率直で飾らない発言や親しみやすい風貌から周りから愛されている印象がありますが、実際はどのような人物なのでしょうか？
今回は北村誠吾の経歴や政策をはじめ、その人物像に迫ります。

【自由民主党】北村誠吾とは

<北村誠吾>とは<自由民主党>所属の政治家・<衆議院議員>1947年1月29日生まれ。長崎県北松浦郡小値賀町出身で、現在の居住地は不明。趣味はラグビー観戦。好きな言葉は「ムダにしません。汗と税金」

所属政党	自由民主党
選挙区	長崎4区
生年月日	1947年1月29日生まれ
出身地	長崎県北松浦郡小値賀町
居住時	不明
出身校	早稲田大学政治経済学部
前職	衆議院議員白浜仁吉秘書
キャッチコピー/政治信条	不明
保有資格	不明

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北村誠吾の経歴

ここからは北村誠吾の経歴を順を追ってみていきましょう。

北村誠吾は早稲田大学卒業後、白浜仁吉代議士の秘書となり市議会議員・県議会議員とキャリアを重ねて2000年に国政へ進出。企業に勤めた経験はなく、政治の王道を進んできた北村誠吾。

これまでの経歴で節目となる出来事を挙げて振り返ります。

【1987年】落選を乗り越え長崎県議会議員選挙で初当選

北村誠吾は1987年に長崎県議会議員に初当選していますが、
当選に至るまでには落選続きの日々がありました。

1982年の長崎県議会議会補欠選挙で落選、1983年に佐世保市議会議員となりますが任期途中で辞職し、1986年の衆議院議員総選挙に無所属で出馬するも落選。

2度の落選を乗り越え1987年に長崎県議会議員となった後は、4回連続当選を果たしています。

【2000年6月】長崎4区から無所属で出馬し国政進出

北村誠吾は2000年に行われた衆議院議員総選挙で初出馬。
無所属で出馬したにも関わらず自由民主党現職の宮島大典らを破っての初当選を果たしました。

当選後には、同じく保守系無所属で当選した衆議院議員9人と院内会派「21世紀クラブ」を結成しています。

【2008年8月】防衛副大臣に就任

北村誠吾は2008年の福田康夫改造内閣で防衛副大臣に就任しました。

続く2009年の衆議院議員総選挙では自民党公認で出馬し、相手候補に敗戦を期したものの比例で復活当選。

その後2012年・2014年・2017年の総選挙においてはいずれも相手候補の比例復活も許さぬ完勝で7選を果たしています。

【2019年9月】内閣府特命担当大臣（地方創生、規制改革）に就任

北村誠吾は2019年には第4次安倍第2次改造内閣で内閣府特命担当大臣に任命され初入閣を果たしました。

「地方創生」「規制改革」「まち・ひと・しごと創生」の3つを兼任するという重要なポジションで、地方創生大臣としては自身の在職中に47都道府県の視察を達成しています。

北村誠吾の政策

北村誠吾の政策について公式サイト内では確認できませんでした。

北村誠吾の国会活動

ここからは北村誠吾の国会活動について見ていきます。北村誠吾が国会で具体的にどんな分野に力を入れているのかを知ることができます。

国会質問回数1回～HACCP施設の認定体制について～

現衆議院議員の任期開始の195回国会以降200回国会までで北村誠吾の国会中での質問回数は0回、前任期の国会では2回です。そのうち1回は衆議院農林水産委員会での質問となっています。
肥育素牛・繁殖牛の基盤拡大についてや、HACCP施設の認定体制の取り組み体制に対して質問しています。HACCPとは食品の衛生管理の方式で、水産物の輸出拡大の課題に関する質問です。

質問主意書提出回数2回～東京電力福島第一原子力発電所の事故処理について～

北村誠吾はこれまでに2回質問主意書を提出しています。

・東京電力福島第一原子力発電所の事故処理について、船舶などを陸上タンクの代用として使用していないのはなぜか
・諫早湾干拓訴訟福岡高裁判決に関して菅直人内閣総理大臣が上告せずとしたのはなぜか

北村誠吾 | 衆議院質問主意書（全期間）

北村誠吾の人物像

北村誠吾は落ち着いた話し方で、ベテラン議員ならではの安定感のある佇まいが印象的です。

一方で国会答弁などを見ると、素早い切り返しや機転を利かせた対応は難しく瞬発力には欠ける印象です。

自身の発言により批判の声もありますが、自分の不勉強を反省するなど素直な一面も。

フードロス削減の精神で弁当を持ち帰る姿から「弁当拾い爺」の愛称で親しまれるなど、愛されるキャラクターでもあるようです。

余談ですが、北村誠吾はカツラ着用を公言しており、「頭が日焼けしないための帽子だ。偉い人の前では外す」「脱帽する必要のない帽子」と周囲に語っているようです。このエピソードからは、潔さとユーモアが垣間見え、それが地元からも愛されるポイントの一つかもしれません。

北村誠吾に対する国民の声

北村誠吾に対して国民はどのような印象を抱いているのでしょうか。

率直な声をtwitterからいくつかご紹介します。国民がリアルにどんなイメージを抱いているのかが分かります。

【仕事ぶり関する国民の声】「地方創生に前向きに取り組むつもりなどなかったのでは」

地方創生に前向きに取り組むつもりなどなかったと自分で言っちゃってるね。#北村誠吾 pic.twitter.com/E6pIMTGTbh

— 見習い戦士 (@takeshi_squire) September 18, 2020

大臣として47都道府県視察を達成したことに対し、「47回ってほらを吹いてきた」と発言したことでそれまでの活動姿勢まで疑われてしまう事態に。

【発言に関する国民の声】「最後の最後でやらかしてしまった」

北村誠吾といい原田義昭といい、大方の予想に反して(？)順調に勤めていたのに最後の最後でやらかすの笑うな

— 栗鼠島 (@Kaikaku_forum23) September 17, 2020

地方創生大臣新旧大臣引き継ぎ式において「47回って相当ほら吹いてきましたから。後の始末をよろしくお願いします」と述べた件に関しての国民のリアルな声。

北村誠吾の問題行動・スキャンダル

ここからは北村誠吾の問題行動やスキャンダルについてご紹介します。
これまでどんな場面で批判の声が上がっているのかを知ることができます。

公文書管理に関するちぐはぐな答弁

北村誠吾は国会答弁でしばしば質問内容と嚙み合わない答弁をしています。中でも大きくメディアで報道されているのが桜を見る会についての公文書管理に関する答弁です。

公文書の改竄に当たるかという質問に対し一度は「改竄ではない」と一度答弁したものの、「そのように内閣府から説明を受けた」などと回答を二転三転させました。公文書管理については別の機会にも質問に答えられず、審議が中断することも。野党から「勉強してください」とあきれる声があがりました。

地方創生大臣新旧大臣引き継ぎ式での発言

北村誠吾は2020年の地方創生大臣新旧大臣引き継ぎ式において、自らが47都道府県の視察を達成したことについて発言。

「47回って相当ほら吹いてきましたから。後の始末をよろしくお願いします」などと述べ、地方創生に取り組む現場への配慮を欠いた発言としてメディアで報じられました。

北村誠吾の公式サイト一覧

北村誠吾の公式サイトをご紹介します。公式サイトではプロフィールなどを詳しく確認できます。活動に関する内容はfacebookで更新されています。

公式サイト	https://www.seigo.info/
Facebook	https://www.facebook.com/people/%E5%8C%97%E6%9D%91%E8%AA%A0%E5%90%BE/100022557900462
公式ブログ	http://gree.jp/kitamura_seigo/